猛威を振るうインフルエンザについて調べてみた
こんにちは,syuです.
今年もインフルエンザにかかっています.
ただ,この冬はすでに2回同様の高熱と全身の関節痛,咽頭痛が出たことがあったのですが,2回ともインフルエンザは陰性,咽頭炎だろうと診断されていました.
なので今回もどうせ咽頭炎っていわれるんだろうなーと思いながら検査を受けたところ,めでたくインフルエンザB型の診断を受けました.
ちなみに予防接種は受けていました.
予防接種受けていれば発症しても重症化しにくいと聞いていたのですが,余裕で40度オーバーの発熱があり,丸一日起き上がれませんでした.
そのあいだ食事は一切とれずウイダーインゼリーとOS-1にお世話になりっぱなしでした.
ほんとに重症化してないの(泣)??
で,前回書いたように,隣にすわっていたナイツのはなわ似のサラリーマンお兄さんはA型と診断されていました.同じ日に同じところでA型とB型がでるんだ〜と思い(よくあるのかもしれませんが僕は知りませんでした),ちょっと調べてみました.
インフルエンザの型とは
インフルエンザにはA,B,Cの型があります.
A型は16種類のヘマグルチニン(hemagglutinin)と9種類のノイラミニダーゼ(neuraminidase)というタンパクの組み合わせによって144の亜型が存在します.H3N2型とかH1N1型とかいわれるあれですね.
で,A型とB型の違いはというと,
という感じだそうです.B型は以前は2年ごとに流行していたそうですが最近は毎年流行しているようです.また流行時期も最近は重なってきているようで,今回のように同じ時期に両方出るのも普通だったんですね.以下HPより抜粋.
C型は冬だけでなく1年中感染報告がありますが,ウイルスの変異はほとんどないため大流行につながることはありません.またほとんど子供の頃に初感染し,抗体を獲得することでその後感染し重症化することはほとんどなく,普通の風邪と思って経過することが多いようです.
感染経路は?予防法は?
飛沫感染です.
咳やくしゃみの際に口から出る水滴(飛沫)による感染で,空気感染(飛沫核感染)とは異なります.
そのためマスク着用等で飛沫の拡散を防止することが重要であり感染の機会を大きく減らすことが可能です.
また厚生労働省のHPによると,
手洗いうがい
アルコールによる手指消毒
50-60%の湿度保持
休養と栄養
人混みを避ける
などが有効な予防策のようです.
で,ワクチンの効果は?
インフルエンザウイルスは口,鼻,眼の粘膜から体の中に入り込み,さらに細胞の中に侵入して増殖します(=「感染」).
ワクチンにはこの「感染」を完全に抑える効果はありません.
感染すると数日間の潜伏期間を経て発熱や喉の痛みなどの症状が出てきます(=「発病」).
インフルエンザワクチンにはこの「発病」を一定程度抑える効果が認められています.
重症化は・・・?
では,重症化は?
今回僕はワクチン接種していましたが40度を超える発熱がありかなり辛かったです.
これは重症化ではないのでしょうか?
同じく厚生労働省HPによると,
”発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。”
とあります.
つまり,僕の症状は「重症化」ではなかったんですね.ふむふむ.
さておき,今回インフルエンザになって一番辛いのは,発熱でも外出できないことでもなく,家庭内隔離により子供と触れ合えないことだったりします...(涙)
ドア越しに声は聞こえるけどうつすわけにはいかないので会いに行けないのが予想以上に寂しかったのでした...