若手歯科医師の家族で留学奮闘記

一般歯科医師が,卒後8年目から家族でのアメリカ留学を目指すブログです.

PASSでの出願② 歯科医師免許,成績表

どうも,syuです.

 

今日は歯科医師免許の英語版と大学時代の成績表について.

出願に際してこの2点はだいたい必要になってきます.免許に関しては必要項目として明記していないところもありますが,PASSの中に入力セクションがあるのでとっておいて損はないです.

 

これは,厚生労働省電子政府の総合窓口 e-Govというページから申請することができます.

詳細は上記ページに記載されていますが,おおまかな手順としては,

 

 1.上記ページより「免許証英訳文証明申請書」をダウンロードして印刷,記入

 2.歯科医師免許証の写し(A4サイズに縮小)1部

 3.切手を貼付した返信用封筒(必要部数)

 

以上3点を

 

厚生労働省医政局医事課試験免許室 免許登録係英訳担当 〒 100-8916 東京都千代田区霞が関 1-2-2 Tel 03-5253-1111(内線 2577)

 

まで郵送または持参,と指定されています.つまりオンラインでの請求はできません.面倒ですが郵送か持参での申請となります.

 

申請書には出国予定年月日を記入するところがあるのですが,まだ出願もこれからで合格もしていないので,当然出国年月日は未定ですからだいたいの日程で問題ありません.

 

なお,

「証明書交付までには申請を受け付けてから約1ヶ月の時間をいただいています。(ただし、4~5月は通常以上に作成まで時間を要する場合があります)」

と記載されているのですが,私が申請した際には英訳免許証が届くまでに2ヶ月近くかかりました.厳密には覚えていませんが6週間は確実にかかったと思います.あまりに遅くて不安になり問い合わせたくらいです.

なので,できるかぎり早めに申請しておいた方が良いです.

無事に届いたらそのPDFをPASSにアップロードします.

 

  • 大学時代の成績表

これは,各大学のホームページにたいてい卒業生向けの項目があり,そこに申請方法が書いてあります.

私の場合は日本で大学院も卒業しており,歯学部時代とは別の大学だったため,それぞれに申請しました.どちらも出願校を記載する必要がありましたので,予備として多めにもらいたい場合にもその数だけ出願校(実際に出願しなくても良いのでとりあえず名前だけ)をリストアップしておくと良いです.

これはだいたい1週間から2週間程度で作ってもらえたように記憶しています.

ただし成績表はもらっておわりではなく,そこに記載されているGPA(Grade Point Average,成績を0-4で評価したもの)を国際基準に変換する必要があります.

これを行ってもらう機関としてWES (World Education Service)ECE (Educational Credential Evaluators) があります.

プログラムによってどちらでもよかったりどちらかを指定していたりします.

PASSに出身校を登録すると,そこからWESかECEに成績表をオーダーするというボタンがあるのでそこから行うことができます.

私はECEに依頼しました.だいたいECEの course-by-course という項目での変換を指定されることが多いようです.

成績表をECEに郵送しさらに1ヶ月から1ヶ月半ほどかかるようなので,早めに動く必要があります.料金は,作業を早めるオプションを含めると4万円ほどかかります💧WESは3万円くらいだそうです.

ECEに依頼する際にADEA PASSに送ってもらうように指定することで,作業が終わると自動的にPASSに換算後のGPAが反映されます.

 

ちなみにGPAは3.0以上ないと基本的に厳しいみたいです.もしそれより低い場合は推薦状にそれをフォローする内容が含まれた方が良いかもしれません.

 

 

長くなりましたので,今日はこの辺で.

それではまた.

 

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