コロナ禍における海外渡航の準備について:出国編[2022.4.14現在]
今回NBDE2受験のためにハワイに行ってきたわけですが、私はコロナ禍になって初めての海外旅行でした。
コロナのせいで今までとは違う準備が必要でしかもそれがかなり面倒だったので、これから渡航される方の参考になればと思いシェアします。
ただし渡航先によって条件は変わりますので詳しい条件は外務省や各渡航先の領事館等のウェブサイトを必ず確認するようにしてください。今回はハワイに限った情報を記します。
日本出国前の準備
ハワイに行くために出国前にすべきことは下記のウェブサイトにて確認できます。
細かく見ていくと、
①パスポート
当たり前ですが必要です。有効期限内であることを確認しましょう。
②ESTA
ビザを持っていない人は申請が必要なようです。1万円もかからなかった気がしますが、申請から承認までに数日かかることがあるので前もって申請しておきましょう。有効期間は2年間です。
これに関しては、申請し渡航が承認されると「【渡航認証情報】ESTAでの米国渡航が許可されました」というメールが来るのですが、日本語でメールが来てそこに
「米国国土安全保障省(DHS)にて審査が完了し、ESTA(電子
入国審査の際にESTA認証情報の提示を求められる事はありませ
と明記されていたので特に何もプリントアウト等していませんでした。
ところが出国にあたって日本の空港でチェックインの時に
「渡航許可を示すものをプリントアウトしたものは持っていませんか?」
と聞かれました。
上記のメールが来ていたので見せたのですが、そのメールではダメで"Granted"などの文言が入ったものをみせてくれ、大体みんなプリントアウトしてきていると言われてしまいました。。。
え、提示必要ないって書いてるじゃん、、、と思い、その文面も見せましたが、アメリカの入国審査でも必要かもしれないと言われ。。。
ESTAのウェブサイトで確認することに。
ESTAのウェブサイト(スマホ版)で下のMenuから申請状況を確認できるところがあります。
そこを押すと下の画面が出てきます。
で、「申請ID」を入れるのですが、ここが問題。
「【渡航認証情報】ESTAでの米国渡航が許可されました」というメールに「渡航申請番号」と言うものが記されています。
最初空港のチェックインカウンターのお姉さんが操作してくれてこの「渡航申請番号」を入力しました。すると「該当情報がありません」の表示が。。。
大文字小文字を変えたり何度もやり直してくれたのですが何度やっても同じ。
これでは出国できないとかなり冷や汗をかき、お姉さんもいろいろ調べてくれ、
結果的には
「【渡航認証情報】ESTAでの米国渡航が許可されました」というメールの前に「【ESTA申請を受付けました】」というメールがきていたのですが、そちらに「申請ID」が書かれていました。
その申請IDを入力すると、無事に渡航許可が降りている旨の表示がされました。ここまでカウンターで30分を要しました。
自分は後から渡航許可がおりたメールのみ重要フォルダに入れていたのでなかなか申請受付メールを見るに至らず時間がかかってしまいました。
これから行かれる方はプリントアウトしておく(私はしていないのでどの画面をするのかは不明)か、「申請ID」が書かれたメールをすぐ出せるようにしておくことを強くお勧めします。
ちなみにアメリカ入国の際にESTAに関して何か言われることは全くありませんでしたし提示も必要ありませんでした。
③ワクチン接種証明書
これはワクチン接種証明書アプリがありますので前もってダウンロードして証明書を登録していました。念のため紙でも英語の証明書を発行しておきましたが、出国に際してはアプリの画面を見せるだけで大丈夫でした。
(現地で見せるように求めるお店もあるかもしれないらしいので、念のために紙媒体のものも持っておいた方が良いかもしれません。今回食事や買い物で使ったお店やNBDEの試験会場ではワクチン接種証明書の提示を求められることはありませんでした。)
④新型コロナウイルス検査陰性証明書
ハワイの場合出発前1日以内の検査が必要です。これは24時間ではなく1日です。
つまり今回4/14出発だったので、4/13の0時から24時までに検査すれば良いということらしいです。現在ハワイはアメリカに準拠して認められている検査の種類が増えているようで、抗原検査(定量定性)でも大丈夫らしいです。おそらく一番安いのは木下グループというところの検査で2000円未満です。病院で検査してもらうと2−3万円かかります。
安すぎて不安になりますがSNS等を見ていると木下グループの検査で問題なく入国できたという方がたくさんいらっしゃいます。詳しくは「Myハワイ歩き方」で検索してもらうと詳しく解説してくれているので参考にされてください。
これとか。
⑤宣誓書
CDCのウェブサイトからダウンロードできるのでチェックとサインをして持って行きました。
③④⑤については、JALの場合(他の航空会社はわかりません)VERIFLYというアプリに事前に登録することができます。そうするとアプリ上で搭乗可能かどうかわかるようになるので前もって安心できます。
ただアプリ上に登録しているにも関わらず⑤は紙媒体の提示を求められました。念のため持参しておいて良かったですが、ちょっと非効率的でした。
みなさんも念のため紙で用意できるものはしておいた方が無難かと思います。日本のデジタル化の未熟さが垣間見られました。
これらを全てチェックすると無事に飛行機に乗り込むことができました✈️
かなり長くなったので今回は出国までのみの情報にしておきます。
ではまた。