若手歯科医師の家族で留学奮闘記

一般歯科医師が,卒後8年目から家族でのアメリカ留学を目指すブログです.

ADAT受験について

今日はADAT (Advanced Dental Admission Test)について。

 

皆さんADATはご存知でしょうか?

NBDE(INBDE)がアメリカの歯学部生が受験する歯科医師国家試験であるのに対して、ADATは大学院進学を希望する歯科医師や歯学部生が受験する試験です。

最近、出願要件にADATを課すところが増えてきています。留学を考えている方は早めにADATが必要かどうかを確認しておいたほうが良いです。

 

試験方式はNBDE(INBDE)と同じコンピューターによる受験でアメリカ領土でしか受けられません

内容は

  • Biomedical Sciences
  • Clinical Sciences
  • Research Interpretation & Evidence Based Dentistry (Biostatistics)

からなり、NBDEのPart2(INBDEの臨床問題?)に近いイメージです。

が、最後のResearch Interpritation & Evidence Based Dentistryに関してはNBDE(INBDE)にはないものかもしれません。

勉強にはADAT knockoutという対策サイトが有名なようです。

 

試験時間は4時間20分で、問題数は200問。

結果は合格/不合格ではなく、点数で表示されます。

200〜800点で、500点以上だと一般的にgood scoreとされると言われています。

が、あるプログラムのファカルティと話した際には、そこでは多くの出願者は600点くらい取っていると言っていましたので、どこまでADATを重視するかを含めてプログラムによって異なると思われます。

自分の希望するプログラムがどうかについては、内部事情を知っている人に聞くか、見学に行って直接聞くしかないと思います。

 

また、ADATに関しては有効期間が2年間だそうです。なので場合によっては受け直す必要が出る場合も。。。

 

受験する場合、NBDE Part2 (INBDE)受験後なるべく早めに受けたほうが良いと思います。

というのも、研究、統計の項目以外はかなりNBDE Part2 (INBDE)に近いからです。

自分の場合すこし時間をおいてしまいました。もっと勉強の切れ目なく受けておけばもう少し楽だったと思います。

 

以上、今回はADATについて簡単に触れてみました。