若手歯科医師の家族で留学奮闘記

一般歯科医師が,卒後8年目から家族でのアメリカ留学を目指すブログです.

環境の重要さ

お久しぶりです.syuです.

 

なんと,気づけば1ヶ月更新なし.

早いものでもう9月が終わろうとしています.

2018年もあと少し,すこしでも有意義に日々を過ごしたいものです.

 

さて今日は環境の重要性について.

 

いくつか定期的に行っている勉強会があるのですが,

そのうちの一つがアメリカでエンド専門医をとって帰国された先生が主催されているもの.

最新のエンドの論文を読んでそれを各自発表して知識を共有,アップデートしていこうというものです.

 

昔大学の先生にも言われたことがあるのですが,ある知識が日本語の教科書になるのは最後です.

最新の情報を拾うためには英語の論文を読まなくてはなりません.

それらの知識が蓄積され,さらにエビデンスレベルの高いシステマティックレビューやメタアナリシスといわれるものを経て,まず英語の教科書になります.

それらの知識を得た人たち(日本人)が日本語の商業誌等に記事を載せることもありますが,それから数年してやっと日本語の教科書になります.

つまり日本語の教科書しか読まない場合,かなり世界の最先端からは遅れている場合がある,ということ.

 

大学生の時は先生にそれを言われて「へ〜」くらいにしか思っていませんでしたが,今になってその意味がよ〜くわかります.

 

ただあらゆる分野の診療を行う一般歯科医師(GP)では,すべての分野の論文を読み漁ることは非現実的ですが,僕が目指している専門医という立場になると論文を読まないということは考えられません.幸い自分はそのような論文を読む勉強会に参加しているためいやでも毎月論文を読むことになります(留学がきまればもっと膨大な量を読まなくてはなりませんが).

 

ほんの一例ですが,このように自分が目指す方向性に少しでも舵をきれる環境というのは,大事だと思います.

また,いま必死に英語の勉強をしていますが,なかなか成長を実感することが難しいです.そのため心が折れそうになることもあります.その度になんとか発奮して踏ん張るしかないのですが,そんなときに上記の勉強会に行くと,専門医の先生がいてその分野の深い話をし,さらにその先生は僕が留学を目指していることを知っているので,留学する前提で話してくれます.留学したら◯◯,帰ってきたら◯◯,などと当然留学するでしょ的なテンションで話をしてくれるので,モチベーションがまたグンと上がります.

 

そんな時にもまた,環境って大事だなーと実感します.

こういう仕事に限らず,誰でもおなじようなことが言えるんじゃないかな,と思い,寝る前にとりとめもなくしたためてみました...

 

では,おやすみなさい〜.

 

 

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