若手歯科医師の家族で留学奮闘記

一般歯科医師が,卒後8年目から家族でのアメリカ留学を目指すブログです.

はじめてのGRE〜受けてみた感想〜

こんにちは,syuです.

 

この週末にはじめてGREを受けてきました.

GREとは,アメリカ(他の国も?その辺はわかりません...)の大学院に出願するために必要な試験のひとつです.

 

TOEFLが英語が第一言語じゃない人向けの試験であるのに対し,GREはネイティブの人たちも受験します.

で,構成としては

Verbal

Quantitative

AWA

の3部構成です.

 

Verbalというのはいわゆる国語みたいな感じ.文脈が成立する単語を選んだり,長文読解(といってもTOEFLのリーディング1題分みたいな長さはない)をしたり.単語のレベルが非常に高く見た事ない単語のオンパレードです.かける時間に対して点数の上昇が見込みづらいという前評判.

Quantitativeは数学.日本でいう中学から高校レベルの問題.もともと数学が得意な人だったらわりと簡単に満点取れるようです.

AWAはライティングで,出された主題について自分の賛成反対を述べてそれを論理的にサポートした文章を書くものと,ある事に対する筆者の考えが述べられておりそれに対して論理的にダメ出しをするものの2種類がでます.

 

MBAとか受ける人はかなり真剣に取り組まないといけないのかもしれませんが,米国歯科大学院では多くの場合そんなに重要視されていないそうです.すくなくとも留学生の場合は.

特に日本人は英語ができないのはわかっているので,Verbalはほとんど関係なく,Quantitativeで良い点を取る事が重要だそうです.

 

そのアドバイスをもとに自分がどんな準備をしていったかというと,Verbalは全く準備なし.QuantitativeはMagooshやKaplanという海外のGRE対策サイトがあるのですが,そういうところがだしている問題をいくつか解いて,数学の用語を覚えるようにしました.AWAについてはだいたいどういう論理展開で書けば良いかを過去の偉人たちのブログで読んでいった程度でした.(気になる人は「GRE AWA」などでググってもらうとたくさん出てきます.)

 

そして実際に受けた感想.

AWA→Quantitative→Verval→Quantitative→Verbal→Quantitativeの順で出題されたように記憶しています.この場合3つあるQuantitativeの一つはダミー問題だそうです.もしVerbalが3つでたらそのうち1つがダミー.

 

最初はAWAでした.

上記の2題がでて,とりあえず時間内に書き切りましたが,向こうの求める論理的展開や単語の言い回しなどがどのレベルで達成されていたかは謎です.TOEFLに比べてより論理的展開力が評価されるらしいです.というのも英語で論文をかけるかどうかをみようというもののためらしい.

Verbalは前評判通り単語が難しすぎて逆に諦めがついて冷静になれました.率直な感想としてはこれの対策に時間を浪費しなくてよかったというところ.進みたい大学院やメジャーによってはここの点数が必要なところもあるのでその場合は無視してほしいのですが,歯科の場合は上記の理由より,受ける事に意味がある,というかんじ...

そしてQuantitativeは,数学が大の苦手だった身としてはまあ想定の範囲内.ただ1つめのときに一箇所でつまって時間を浪費してしまい,2問くらい無回答になってしまうという一番ダメなパターンでした.2つ目は時間があまり,3つ目はぎりぎり,回答を入力した直後に時間切れ.確定ボタン押せてないのでこれは回答した事になってないんだろうなぁ...(涙)いずれにしても数学得意な人なら単語の意味さえ覚えていけばまったく問題なく解けると思いました.radius(半径)とかinteger(整数)とか.

 

GREは,受けた結果はすべての回のものが出願校に送られると聞いていたのですが,最後に選択肢があり,今回のもののみ送る,もしくはこれまでのすべて送る,の二択でした.

なので,TOEFLのようにとりあえず受けてみる,というのが比較的しにくいようです.低い点数でも送られてしまうから.GREを重視するところでは特に.

 

さらに,最後に出身校を入力するところがあるのですが,上智とかICUとか10校弱しか選択肢がなく,どうすれば良いのかわかりませんでした.試験官の人に聞いたら「私たちからは何も言えないからETS(GREをつくっているところ)にきいて」と言われました.

その場で入力せないかんのにどうやって聞けっちゅうねん...

よくわからなかったのでしょうがなくskipボタンを押しました.

 

そんなこんなではじめてのGREでした.

 

ちなみに対策としてよく使われる問題集はやはりETSのだしている公式問題集だそうです.自分は使いませんでしたが,多くの人は使っているようなので,何か買うならまずはこれかと.

気になる人はゲットしておきましょう.

 

 

あ,大事な事を忘れていました.基本的に受験地は東京か大阪らしく,今回も大阪まで行って受けてきました.

受験料と移動費で○万円飛んで行きました.....

 

それでは,また(涙)

 

 

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