英語耳
おひさしぶりです,syuです.
今日は英語耳について.
以前書いたように,僕は今 web toefl というオンライン教材で
英語を勉強しています.
そしてその中のリスニングパートを現在行っているのですが,
先日個人的にちょっと衝撃的な出来事がありました.
リスニング教材では,音声を聞いて聞き取れなかったところやよくわからなかったところのスクリプト(音声を文字化したもの)にアンダーラインを入れるという作業があるのですが,TOEFLのリスニングはとにかく長いので,疲れます.
一つの問題が3分とか4分とかの会話や講義をぶっとおしで聞いて,その後幾つかの問題に答えるというタフなもの.
で,ものによって(内容,速度,話者の発音などによって)はだいたい意味が取れるものもあれば,8割方何言ってるのかわからないような問題もあります.
そんなときはわからなさすぎて吐きそうになります...
そして昨日解いていた問題で,
I'm gonna need a help ~
という文章があったのですが,
何回聞いても gonna の g の音が聞き取れず,
カタカナで書くと
”アイマナ”
のように聞こえてしまっていました.
慣れれば聞こえるはずと思って30回以上繰り返し聞きましたが,
何度聞いても自分には
”アイマナ”
としか聞こえない...
そこで僕は,
これはきっと g の音が発音されていないんだ,早口になると音が消えるっていうよくあるやつだ,と,自分を慰めていました.
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しかし!
仕事から帰ってきたayaにこの音声を聞いてもらって帰ってきた返事は
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「gonna って言ってるよ,かなり早いけど.」
僕が自分にかけていた慰めをさらっと切り捨て,非情な現実を突きつけられたのでした.
前から書いているように,
僕は純ジャパニーズで日本の英語教育のみ,しかも主に読み書き.
かたやayaは小学生のころとはいえ数年間アメリカに住んでいた経験あり.
英語に対する耳の作りがこうまでも違うものかと,愕然としました_| ̄|○
本当に, g の音が全く聞こえなかったんです.
何十回聞いても.
英語と日本語では周波数が違うとか,音の数が全然違うとか言われますが,
その場の努力だけではどうにもできないほどの違いが,確かにできてしまうのだと,痛感しました.
この二人の耳を分かつ壁を乗り越えるためには,圧倒的な時間,英語の音に触れ続けるしかないのだと思いました.
半分絶望し,半分頑張らねばと奮起するとともに,子供にはできるものならこの英語耳を苦労せず身につけさせてあげたいものだと感じた春の夜でした.